2001/7/5号

信金も本格リストラで生き残り図る
 景気の長期低迷に、優良企業も大企業も経営の「構造改革」に迫られている。ついに終身雇用の松下電器≠ワでもが、大リストラに断。グループ会社を含む五万人の社員を対象に「早期退職優遇制度」を導入する方針を発表し、内外に衝撃が広がっているが、比較的リストラが甘いと言われる金融界でも、果敢なリストラ、スリム化を断行し、生き残りを図ろうとする動きが強まっている。信金業界でも、来年のペイオフ解禁、時価会計の本格導入を控え、一方では合併・再編、一方では徹底したリストラ策で二十一世紀への生き残りを図る動きが加速化している。  


しんきん中金、関西の拠点ビル、完成
 信金中央金庫(理事長・宮本保孝氏)では、平成十一年よりかねて老朽化し手狭になっていた中央区農人橋にある旧・全信連大阪支店を、より利便性が高く機能が集中した地上十階地下一階のインテリジェントビルにリニューアル。さる七月三日竣工式並びに披露パーティーを行った。


信金各総会
・全信懇−新参入の東京海上、保険窓販開始に期待大
・全信不動産−全般に業績低下だが、保険業務が微増に
・しんきん保証−新理事長に畠山氏(信金中央金庫副理事長)
・しんきんリース−常務に鈴木氏が就任
・全信組連−信組の信用力強化に全力  


東信協第50回記念野球大会
日興、多摩中央、東調布がV
−太陽、しんきん中金、昭和が準に




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