2001/8/25号
生誕250年、上杉鷹山の教えと創業精神を今に!
−米澤信金・岩間理事長に聞く
 バブル崩壊後、それまでの慢性的な浪費・消費体質を改めようということなどから、上杉謙信を開祖とする米澤藩が藩を返上しようというまでに貧窮した際、大鉈を振るって大改革を断行したとされる上杉鷹山の改革断行と産業育成に学べとばかり、「米百俵」の長岡藩とともに、いま国内では上杉鷹山がブームになっている。今年はその鷹山が誕生して二百五十年。地元米沢市ではこの九月末から十月末までの一ヶ月間、上杉博物館並びに新文化施設の開設にあわせ地元・米沢では鷹山まつりが開かれる。今の財政緊迫、日本再建にかける小泉内閣の「聖域なき構造改革」は、藩存亡の危機から見事再生させた上杉鷹山の米沢藩の歴史にオーバーラップする部分が多々みられよう。本紙では、信金法制定五十周年を機会に信用金庫の原点ともいわれる信組運動の提唱者、平田東助伯の生誕地といわれる山形県米沢市に、米澤信金を訪ね、鷹山精神のルーツと信金の現状等を取材・特集した。

○「市民のサーバントたれ」−岩間理事長の経営哲学
○リストラせず、新規産業振興で藩財政を建て直した鷹山
○街おこし、産業興しが今後の発展のカギに
○鷹山生誕250年で9月29日からフェスティバルも
○産業組合の父、平田東助−その人物像と足跡


全信協各委員会、スタート
 全信協では、経営対策、人事教育、広報の各委員会のメンバー並びに正副委員長を決めた。
 まず七月二十三日に行われた経営対策委員会では、大前孝治氏(王子)が委員長に、副委員長に森信氏(広島みどり)、木村啓三氏(飯能)が。
 八月一日の人事教育委員会では、矢澤洪三氏(亀有)が委員長、青田良太郎氏(三重)、斎藤寿臣氏(横浜)が副委員長に。
 八月十日開催の広報委員会では、中澤 靖氏(東京東)が委員長、鈴木富士男氏(浜松)、安部和臣氏(倉吉)が副委員長に就任した。

同栄、港、合併準備大詰め


合併に向け着々準備−朝日信金ら4金庫





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