2005/2/20号
「ペイオフ解禁拡大」前に、メディアリスク!
 「公的資金注入、信金も申請へ」!「信金中金が方針を転換」!(一月三十一日付け一般紙)
 「金融庁幹部、『自己資本比率八%以下は危険水域』発言」!(二月八日付け専門紙一面)
 この頃、次から次へ仰天記事≠ェ出され、各信金はそのたびに「ええッ!? どういうことだ?」と、目を回している。
「国内金融機関の自己資本比率は四%以上あれば良いのに、いつのまにか六%以上と言われ出し、今度は八%以上ないとダメって一体どういうことですかね。ペイオフ解禁拡大前なのに、こんな記事を預金者が真に受けたら困りますよ」(信金関係者)。
「この記事では、あたかもペイオフ解禁拡大前に信金中金が行き詰まってガラッと方針を変え、信金支援は完全に止めて、すべて公的資金に頼るかのようですが、そんなことはありませんよ。新聞社には口頭で抗議したところです」(信金中金関係者)。

☆2、3月はペイオフキャンペーン
☆「スクープ取れ」で、記者にノルマを


公的資金、信金中金のスタンスは


「劣後ローン、返します」


「ひがしん」(大阪東信金)、スタート!
−大阪東部に、一兆円の信金誕生
 バレンタインの二月十四日。大阪府八尾市に本店・本部のある八光信金と、大阪府東大阪市にある阪奈信金が合併して、新生大阪東信金がスタートした。初代理事長には、信金中金副理事長だった梶田益男氏が、旧阪奈・植田泰弘会長がそのまま新金庫の会長として、旧阪奈・芳岡重雄理事長と旧八光信金・嶋 直志専務理事が、それぞれ新金庫の専務理事に就いた。旧八光信金は、八尾市を中心に地元金融一筋に信金らしい実直な融資姿勢を。また阪奈信金も、冷え込んだ大阪経済の中、中小企業のメッカ、東大阪市で大銀行などが見捨てた中小・零細企業のための金融を地道に行ってきた。


幾多の試練乗り越え、感激の式典を
−ぐんま信金、創立80周年
 【前橋】ぐんま信金(理事長・小川 了氏)は、昨年十二月十二日で創立八十周年を迎え、さる一月二十一日、JR両毛線の新前橋駅前、ウェルシティ前橋(群馬厚生年金会館)の三階ロイヤルオーキッドで高木政夫前橋市長らを迎えて、賑々しくも厳粛な創立八十周年記念式典を開催した。

◎苦難乗り越え、県下随一の信金へ…
◎3C&Q作戦で、ペイオフ時代乗り切りたい
◎高木前橋市長、「ぐんま信用金庫は前橋市の発展に多大なる貢献」
◎「ぐんしんは、リレバンの先駆者=v−曽我前橋商工会議所会頭
◎信金中金・西田専務、「地域になくてはならない金融機関」


「東海の陶芸」展開く
−東海地区信用金庫協会
 【名古屋】東海地区信用金庫協会(会長・音瀬晴夫岐阜信金会長)では、二月二十二日から六日間、東海の信金並びに取引先が所蔵する陶芸を出品した展示会「東海の陶芸」を電気文化会館五階ギャラリー(名古屋市中区)で開催し、地域経済はもちろん地域文化の振興にも取り組む信用金庫をPRした。岐阜信金、東濃信金、瀬戸信金、知多信金、北伊勢上野信金の五金庫が協賛。

吹雪のスタート!
−北海信金、古平と合併へ
 【余市】北海道の北海信金(本店・余市町)と古平信金(本店・古平町)は、二月十四日、合併し、新・北海信金としてスタートを切った。合併時の預金量は三千八百億円で、道内二十五信金中、旭川、帯広に次いで三位に浮上。当日は、吹雪の中、開店前に古平支店(旧古平信金・入船支店)で伊戸隆紀理事長らがテープカットを行い、合併を祝った。

信金、地銀がプレゼン
−都中小企業振興公社、ビジネスフェア


千代田区も大いに期待
−興産信金、新春交流会


「喜色満面」
−芳賀日出男氏写真展
 社団法人日本専門新聞協会で、長年写真顧問をされている写真家・芳賀日出男氏の写真展「今日は幸福 祭りの顔」が一月五日から二月六日まで東京・四谷のポートレートギャラリーで開かれた。

熱田神宮から金閣寺へ
−興産信金、初詣ツアー





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