- 2005/10/10号
- スキミング犯、益々、巧妙化!
- −関東近辺の被害多い
- −金融機関補償は改善方向だが…
- UFJ銀行のATMに隠しカメラが仕掛けられ、暗証番号が「盗撮」されていたことが、十月十八日、明らかになった。一頃の勢いはなくなった偽造キャッシュカード被害だが、水面下ではまだスキミング犯が暗躍しており、油断できない。金融業界では、大手金融機関を中心にICキャッシュカードや生体認証の導入。コストの問題で対応できない中小金融機関もATMでの引き出し金額の引き下げ、偽造・盗難保険の付保など対応を進めているが、社会問題化するまで手つかずだった「補償」問題にも着手。全銀協が偽造、盗難時に原則的に補償するカード約款改正案を、六日、発表した。
●全銀協、キャッシュカード被害に新規定
- 東京東、大阪東信金、全面的な業務提携へ
- −産学官連携を一層強化
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全国の金融機関が産学官連携を進めているが、東西の「ひがしん」――東京東信金(理事長・長谷川圭志氏)と大阪東信金(理事長・梶田益男氏)は、全国でも珍しい、東西の金庫が連携しての産学官連携を活発に行っている。双方の金庫や顧客中小企業が互いに東西に飛び、企業展示会や講演会に参加して、良い刺激を受け合っているようだ。
さらに十一月には、全国でも初めての東西金庫の「業務提携」を予定。本業分野でも、協同作戦≠ノ乗り出す。
東西信金の連携・提携というユニークな取り組みの中から、新しい発想とビジネスチャンスの誕生が期待されている。
- 東京東信金、東京海洋大、個別契約結ぶ(10月25日)
- −東日本では初の試み
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- 信金業界に危機感
- −銀行代理店来年4月全面解禁へ
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《参考資料・記事》
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☆代理店業者の条件や監督について
- 「踊り場」から脱却せず
- −大阪信金 景気特別調査実施
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