2006/12/5号
しんきんシステムトラブル、開発時の設計ミスが原因
―NTTデータ、共同側双方に専門業務知識が不足
―今後は綿密な情報交換必要に
 「このようなミスが起こり、大変苦しい立場だが、同じような間違いは二度と起こさせない」−−十二月六日、東京・日本橋の三井住友海上日本橋ビル大会議室で行われた緊急記者会見の席上、全国銀行個人信用情報センターへの個人情報の誤登録問題で、しんきん共同システム運営機構の小川善久理事長は、やや緊張した面持ちで述べ、このように陳謝した。システムを開発したNTTデータ コミュニティバンキングシステム事業本部では「大規模なデータベースへの乗り換えで、こんな大きなミスは初めて。三十年来の信金業界との信頼関係にヒビが入らないよう、再発防止に全力を挙げていきたい」(椎名雅典執行役員)と謝罪した。



リレバンの先進事例学ぶ
−金融庁・関東財務局主催、シンポジウム2006 IN TOKYO
「地域密着型金融に関するシンポジウム2006 IN TOKYO」が十二月五日、東京・赤坂のサントリーホールで開かれた。主催は金融庁・財務省関東財務局。金融関係者ら360人余りが参加した。


平成18年度上半期業績
〇京都中央信金、当期純利益最高を更新
〇大阪信金、預金残高初の1兆3千億円台
〇多摩信金、資産運用ニーズ拡大
〇朝日信金、保証承諾件数トップ
〇さわやか信金、預貸率67%に
〇東京東信金、業務純益業界トップクラス
〇巣鴨信金、融資34億円増
〇西武信金、不良債権比率4%
〇芝信金、預貸とも堅調
〇瀧野川信金、自己資本比率11%弱
〇小松川信金、融資13億円増加
〇興産信金、預貸金堅実


米澤信金、「学」との連携本格化
−三者連携プロジェクト第二弾






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