2007/1/15号
3信金合併 東産・同栄・港 3年間で業績向上へ
―さわやか信金・日向会長と石井理事長に聞く
 バブル崩壊による平成金融恐慌≠フ大波は、都銀をはじめ地方銀行、信金、信組まで飲み込み、金融界に一大再編をもたらした。信金業界では「地域経済と信金業界を守る」使命感から「合併」を中心に百二十を超える再編が行われたが、不良債権や人員、店舗の引き受けが重荷となり、後遺症≠ノ呻吟している例が少なくない。こうした中、さわやか信金では、日向 髑O理事長を先頭に不良債権処理と経営効率化を掲げ三カ年計画に邁進、驚くべきスピードで財務健全化を果たした。一段落つき、昨年、日向氏が会長、石井康之氏が理事長となり、さらなる発展に挑む両リーダーに話を聞いた。

△わずか二年度経常利益二倍、不良債権一掃にメド
△今後は一流信金目指し躍進を
△職場意識改革が業績向上のカギ
△日向前理事長、国税畑から白紙の信金へ
△「財務健全化、自分でも『よくできた』と…」
△地域と運命を共にする覚悟を決めた
△経営者自ら現場主義に徹する
△理事任期は一年、意識改革を徹底





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