2007/6/25号
信金こそ中小企業の力強い味方!
―全国信用金庫大会盛況裏に終わる
 全国信用金庫大会が、六月二十一日、東京・大手町の経団連ホールで開催された。今回は、七月に参院選を控え、安倍晋三総理をはじめ、山本有二金融大臣、甘利 明経産大臣の主要閣僚本人が来賓として顔を揃えた。各氏は、信金が中小企業に安定的に資金供給してきた実績を称えるとともに、今後も中小企業らの再チャレンジ、再生へのバックアップを要請。これに対し大前孝治全信協会長は、信金が中小企業の再生や地域活性化に真剣に取り組んでいるとして、信用金庫制度の堅持を訴えた。また、十月に民営化される郵貯等の新分野への進出に懸念を示し、改めて縮小を求めるとともに、中小企業経営に悪影響を及ぼす「金利引き上げ」に釘を刺した。

◎業界挙げて中小企業再生に全力−−大前全信協会長
◎地域活性化のため信金の活躍に期待−−安倍総理大臣
◎相互扶助の特性生かし、キメ細かな対応を−−山本金融大臣
◎再生資金融資に保証制度を拡充−−甘利経産大臣
◎今後も徐々に金利の調整を行う−−武藤日銀副総裁
◎信金こそ中小零細企業の力強い味方−−山口日商会頭



信金界 決算総会相次ぐ
○信金中金 魅力ある新商品で活性図る
○全信協 社会貢献を支援 永和信金に会長賞
○東信協 リレバンに一層の注力 コンプライアンス徹底へ
○東信協 「暴力団排除協」発足 石原会長、根絶の決意表明
○全信懇 保険窓販解禁で一致協力 ビジネスチャンス拡大へ
○しんきん保証 坂戸氏が新理事長に 決算は順調に推移
○東京共同センター 安全性向上で総点検 システム整備、万全態勢へ







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