2007/10/5号
巨大地震 信金業界の備えは?
 三年前の新潟県中越地震、今春の能登半島地震、今夏の新潟県中越沖地震−−。最近、立て続けに大地震が起き、各地に甚大な被害をもたらしている。以前から有力視されている東海、関東を含め、日本列島のいつ、どこで、大規模な地震が起きても不思議ではない。特に、経済の血液である資金を流す金融インフラ°@能を担う金融機関には、万全の備えが必要だ。そこで、信金東京共同事務センターに「防災」への備えについて聞いた。また、各金庫で必要な対策とは。


首都直下地震 いつ起きるかわからない
−被害額は国家予算を突破の112兆円
 「地震大国・日本」。地球上で起きている大地震の二割は日本で発生している。国内のいつ、どこで、どんな大規模な地震が起きるかわからないのが現実だ。  内閣府の中央防災会議は、今後想定される重大地震として、東海地震、東南海・南海地震、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震、首都直下地震、中部圏・近畿圏直下地震を挙げ、被害を見積もる。  やはり、わけても、人口が集中している首都直下地震(十八タイプ)の被害が甚大なようだ。



「危険≠ネ建物 他にもある」
−1度 専門家によるチェックを
 「三匹のこぶた」よろしく、「木のおうちは弱いけど、レンガのおうちなら大丈夫」−−と安心してはいけない。大地震では木造家屋の倒壊だけでなく、阪神大震災に見るようにビル、マンションがひどい被害を受けるケースがある。


ゆうちょ銀 民営化でどう変わる
−ゆうちょVS銀行・信金 まずはATMから






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