2008/1/25号
世界経済揺るがすサブプライムの本質
−東洋大学名誉教授 岡本磐男氏
 またもサブプライムショック。昨年末、一万五千円台を保っていた日経平均株価は、年明けから大きく崩れ、米の株式市場が下落するたびに値を下げ、一月二十二日にはついに「一万三千円割れ」。一万二千五百七十三円と、二年四ヵ月ぶりの安値となった。サブプライム関連で米、欧の金融機関が巨額損失(UBSが一・一兆円等)を発表したり、独三位の銀行が経営危機になったのに加え、米国が本格的な不況に入る懸念が大きく広がり、世界経済の行方も怪しいとの見方から、好調だった中国、インドなどのアジア株式市場も含め世界同時株安となった。日本の金融機関は欧米ほどサブプライムには突っ込んでいないとされるが、サブプライム以外の一般の資産担保証券もみな値付けがいいかげんだったのではと値を下げ、また一時百四円台となる急速なドル安で為替差損が生じ、日本株も下落、債券利回りも下落で、運用関係はほとんど壊滅状態。さらに不況化の懸念も出てきた。サブプライム問題の本質と今後の影響について、岡本磐男東洋大名誉教授(金融論)に聞いた。



サブプライム問題がネック
―市場は乱気流へ
―榊原英資早大教授 日本専門新聞協会新春講演会で




全国財務局 地方5地区で下方修正
−昨年10〜12月の経済情勢 サブプライム動向に不安



保険窓版 全面解禁
−信金、イオン銀新規取り扱いへ



足利小山信金 合併後初の新築移転
−助戸支店をオープン



静清信金 原油高に救いの手



福岡ひびき信金 建設関連企業支援制度



多摩信金 偽装マンション建替、改修に積極融資



興産信金 「心の質」重視を



朝日信金 信頼の絆≠訴求
−CIポスター シリーズ最終回



川崎信金 自然保護に力



英知結集し課題克服
−信組 新年名刺交換会



大阪信金人事異動



東信協、関信協移転へ



大島博前中日信金会長、逝去






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