- 2010/1/25号
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業界セーフティネット本格検討へ
- −全国信金のニーズはどれだけ?
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信金業界は新しい業界セーフティネットの検討を本格的に始める。昨年11月の全信協経営対策委員会で「今後の業界のセーフティネットのあり方等について」とする報告書を大前会長に答申したが、2月にも全国金庫にアンケートを実施し、ニーズを探る。だが、「話題先行≠ナ、本当にニーズがそんなにあるのか」と見る関係者も少なくない。
- 信金に公的資金は出ないのか
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- 西センター 先発4金庫無事稼働
- −しんきん共同システム運営機構 ハード乗り換え
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- 自己資本比率規制 国毎設定へ
- −金融庁 国際コンファレンス「世界同時金融危機下のアジア金融セクターの視点」
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金融庁は「世界同時金融危機下のアジア金融セクターの視点」と題し1月21日、東京・霞が関の中央合同庁舎第7号館講堂で第6回国際コンファレンスを開催した。いわゆる自己資本比率の規制強化を目指すバーゼル銀行監督委員会の改革案・「市中協議文書」の内容について議論が展開された。
- 金融庁 金融・資本市場を整備
- −デリバティブ等の連鎖被害を遮断
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今回の金融危機を受け、デリバティブ取引やヘッジ・ファンドへの規制強化によるリスク減少の必要性が国際的に叫ばれている。こうした中、金融庁は1月21日、「金融・資本市場に係わる制度整備について」対策を公表した。内容は、店頭デリバティブの清算を清算機関に集中。デリバティブ取引情報の当局への報告義務付け。当局が金融商品取引業者の親玉(主要株主)への業務改善命令、詐欺的業者の破産申し立ても行えるようにする。巨大化する証券・保険会社は単体の監督からグループ全体へ。地公体を「プロ」から「アマ」の扱いに変え投資家保護を図るなど。3月中には法案(「金融商品取引法の一部を改正する法律」)をまとめ通常国会に提出する。
- 「再生の鍵は経営者の意識転換」
- −東京財務事務所主催 地域密着型金融推進シンポで
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財務省関東財務局東京財務事務所は、リレバンの具体的取り組み事例を紹介、顕彰する「東京地域金融フォーラム〜地域密着型金融推進シンポジウム〜」を、1月13日、東京・青山のホテルフロラシオン青山で開催した。昨年から各財務事務所単位でリレバンシンポを行っており、今年は2回目。
<事例発表>
◎東京信金◎江東信組◎東京三協信金◎共立信組
- 亀井大臣 東証・新オープンシステムを視察
- −金融庁職員を出向へ
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- 京都中央信金 銀閣寺支店オープン
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- 全25店から600人参加
- −興産信金新春交流会
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- 青梅信金 美しい多摩川フォーラム
- −信金中金ロビーにパネル展示
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- フラッシュニュース
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○大阪市信金 20年連続お正月テレビCM放映
○お年玉平均2万4518円−川崎信金調べ
○日本専門紙協 「ベンチャーフェアJapan」を後援
○興産信金 本店 仮店舗へ3月移転
○朝日信金 全店に杖ホルダー
○岐阜県下7信金 「がんを知るセミナー」開催
○碧海信金 「金融円滑化推進委員会」設置
- 人事異動
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○京都中央、青梅、岐阜信金
- 記者メモ
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○「龍馬伝」もうひとつの見方
○「鉄鉢の中へも霰」 山頭火
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