2010/8/5・15号
自己資本比率65.15%は“やせ我慢”の蓄積
−稚内信金の堅実経営を見る
 「地元の資金は地元へ還元へ…」。これは全国信金のモットーであるが、ここ数年来、東京都知事が提唱した新銀行東京や「中小企業金融の救世主」などとマスコミにはやしたてられて、さっそうと登場したはずの木村剛氏主宰の日本振興銀行等が無惨な結末になったのを受け、いま最も注目されているのが信用金庫である。先の週刊誌では東京の巣鴨信金と大阪の大阪信金が「行列のできる信用金庫」などとして世間の注目をあびたが、自己資本比率65・15%で全国信金中連続して13年間トップで、地元での預金シェア82%超。日本最北端の地、利尻島や礼文島では100%と驚異的な実績を誇っているのが稚内信用金庫である。「行列ができる」どころか、地元にはなくてなならないオンリーワンの金融機関なのである。
 本紙主幹が責任者をつとめる社団法人日本専門新聞協会の役員研修会は、各専門業界代表の新聞社社主の立場から、「ぜひ最北端の地で頑張っている稚内信用金庫さんの経営振りを現実的に視察研修してみたい」との企画に基づき、さる7月28日から2泊3日の予定で現地での役員研修会を実施した。



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