1998/1/25号
全信連・宮本理事長記者会見
「余裕ある限り相援対応で」

昨年の拓銀・山一証券の経営破綻を期に、一般顧客の金融機関に対する不信感は、ピークの感がある。こうした金融逆風の中でも信金業界に対しては、昨年末に業界全体の預金量が百兆円に達するなど信頼が増加傾向にある。これも各信金が地道に地域密着金融を行ってきたとともに、経営不振の所にも、国民に負担を強いることなく全信連を中心に相援制度等業界内処理を行ってきたことが高く評価されたことによる。さる一月十三日に信金会館三階大会議室で記者会見を行った全信連・宮本保孝理事長も、こうした信金に対する顧客の支持に応えるためにも、全信連としてビッグバン対応等で全国信金を強力に支えるとともに、余裕ある限り相援適用を図って業界の信用力維持を図っていくと語った。



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