- 1999/6/5号
- 地域金融は、自己資本8%以上
- 再生委、資本増強促す
- 金融再生委では、6月10日、地銀・第二地銀ー地域金融機関向けの公的資金注入ルールを発表した。 地域金融の安定を早期に実現するため、先に大蔵省が決めた国内基準の4%にこだわらず、 8%程度の強固な自己資本比率を持つ地域の柱となる地銀となるよう、 できるだけ早期に資本増強、あるいは合併、再編を促し、ペイオフ解禁後の破綻を皆無にしようとするもの。
- 第二地銀、パニック! 再生委、総会で異例の説明
- 今般の再生委の突然のハードル引き上げ方針に“パニック”状態に陥ったのが、 第二地銀業界。慌てた再生委では、6月17日の第二地銀協総会に“異例” の出席をし、 方針を詳しく説明する事態となった。
- なみはや銀、危うし? 連日のストップ安
- 水戸信金、龍ヶ崎信金を破綻合併へ
- 水戸信金と龍ヶ崎信金は、平成12年5月をめどに合併することで協議を重ね、 このほど基本事項について合意し、6月4日双方の理事会で承認されたことから、 同日午後3時30分水戸信金本店で記者会見を行った。 今回の合併も、玉野、神田で適用される「破綻合併」 形態となり、預金者は預金保険で、出資者も相援適用で保護される。 会見場には、当事者である2信金だけでなく、石岡、土浦、結城各信金の理事長も出席し、 今回の合併が県内5信金の合意の上でなされた決断だったこと。 並びに合併による水戸信金の営業エリア拡大も了承していること等を印象づけるとともに、 今後も県内信金の問題は「連帯と協調」の精神で各信金が力を合わせて積極的かつ前向きに解決を図っていく姿勢を示す会見となった。
- 「半数が金融不信」−日銀ペイオフアンケート
- 「業界全体で、ペイオフ対策を」−関信協総会で
- 「2000年問題」、信金の対応状況
- 大手信金でペイオフ対策始まる
- 信金業界としてペイオフ延期要望を行う可能性もあるため、 あからさまに「ペイオフ対策預金」と打ち出してはいないものの、ペイオフをあと2年内に 控え、「すでに預金シフトや分散化の動きが出てきている」(大手金庫)中、 大手金庫ではペイオフ対策を積極的に進めている。
- 西兵庫信金、50周年記念式典、盛大に
- ひがしん、合併記念チャリティコンペに1000名
- まだまだ下がる、都内地価



