2011
記者メモ・被曝カーネーション
 8月18日〜、東京・秋葉原に、一部変色した「異変カーネーション」がいくつか咲いている。カーネーション(に限らず花)は白なら一様に全体が白、ピンクなら一様にピンクに咲く。長年色々な花を育ててきたが、こんな妙なものは見たことがない。
 スリーマイル原発やチェルノブイリ原発近くでも事故後、奇形が発見された。福島(浪江町)では“耳なしウサギ”が生まれ話題になった。しかし、まさか福島原発から220kmも離れた東京で花の変色を見るとは思わなかった。
 なぜ8月にもなって東京の花がおかしくなったのか。
 8月15〜16日に東京(江東区など)の下水処理施設で、8月下旬岩手県奥洲市の下水処理施設で、ヨウ素131の値が急上昇した。これは核分裂により生成される物質。そのため、福島原発での「再臨界」の可能性が指摘されている。同原発で溶融核燃料がすでに格納容器、建屋を貫通し、地中に至り、水と反応して水蒸気を噴き上げ、放射性物質が撒き散らされたのではないかと推測する向きもある。
 いずれにしろ、東京でさえこのような現象が見られるようでは、線量の高い福島県内の人々の健康はどうなのか。

一部が濃いピンクに変色


一部にしみのような異変

一番左の花は基本的には濃いピンクだが、一部だけ白く変色。なお右の花は白地に規則的に細かい模様が入っているが、こちらは正常。



被曝朝顔
朝顔もおかしい。例年、朝顔は円形にきれいに咲くのだが、今年は…。

花の中に花?(本来、中心部には雄しべと雌しべしかない)
何か巻きがおかしい朝顔

1つの茎から花が2つ。

薄紫の朝顔なのに、外周にピンク色が散っている

色も形もひどいことに…。

2012
サクラ咲かず
 毎年花が咲く一才桜の盆栽。今年はついに花が1つも咲かないまま梅雨を迎えた。  


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