「Dr. Doom(破滅博士)」の異名を持つ投資アナリスト、マーク・ファーバー氏は、本インタビューにおいて2026年の世界経済に対し極めて悲惨な予測を立て、投資家に資産構成の抜本的な見直しを迫っています。
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分析概要
1.40年続いた金利低下サイクルの終焉
ファーバー氏の予測の根底にあるのは、1980年以来続いてきた資産価格上昇の前提条件が崩れたという認識です。彼は、2020年8月を境に金利とインフレは長期的な上昇トレンドに入ったと分析しています。中央銀行はもはや長期金利を制御できておらず、過去数十年の「マネープリント」によって膨れ上がった金融バブルが、金利上昇に耐えきれず崩壊する「末期的な局面」に達していると警告しています。2.米国株市場の深刻な過大評価
ファーバー氏は、現在の米国株市場が世界の時価総額の約65%を占め、バフェット指標(GDP比)で200%を超えている現状を「異常な集中と過熱」であると断じています。彼はこれを1989年の日本バブル崩壊直前の状況に例え「マグニフィセント・セブン」をはじめとする米国のハイテク銘柄が極めて脆弱であることを指摘しています。そのため、米国株を売却し、市場から資金を逃がすことを強く推奨しています。3.新興国市場(東南アジア・中南米)へのローテーション
米国一極集中が終焉する一方で、彼はより割安で成長余力のある地域への「資産のローテーション」を提案しています。- 東南アジア: タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシアなど。これらは米国に比べて株価収益率が低く、高い配当利回りが期待できるとしています。
- 中南米: ブラジル、チリ、コロンビアなど。資源価格の上昇や低評価を背景に、分散投資の候補として挙げています。
マーク・ファーバー氏(右)
ChatGPTによるAI生成画像